|
「歯の治療」とひと言でいっても、その内容は実にいろいろ。病院に外科や産婦人科があるように、歯科にも子どもの歯を専門に診る小児歯科や、むし歯などを治す一般歯科、口の中の外科手術を行う口腔外科…と、症状に応じた専門があります。その中で、歯並びや咬み合わせの不具合(不正咬合:ふせいこうごう)を治療するのが矯正歯科。
じゃあ、矯正歯科の看板を出している医院ならどこでも同じ?
…というと、答えはNO。
実は、現在の歯科医師法では「自由標榜(ひょうぼう)制」といって、歯科医の免許さえあれば誰でも「一般歯科」「矯正歯科」「小児歯科」の看板が出せるのです。つまり、極端な話、治療経験がなくても「矯正歯科」を名のれるということ。そのための基準も、ノルマも、学会の認定も一切不要!
これ、患者にとっては驚くべき事実、ですよね。
というのも、矯正歯科治療は今ある歯をよりよい場所に動かし、機能性と見た目を考慮しながら咬み合わせを正していく、専門性の高い医療のはず。それ相応の経験がないと、個々の症状に基づいた判断が難しいのでは?と思うのですが。
|