 |
 |
|
いずれも上あご用のプレート装置。自分の歯形に合わせてオーダーメイドでつくってもらう。
|
治療して1カ月なら、まだ装置に違和感があるのかも?
と思い、本人に聞いてみると…。
「そうちをつけてすぐのときは少しいたかったけど、今はだいじょうぶ。一人でつけたり、はずしたりもできるから。でも、ごはんを食べて、少したってからはめると、やっぱりちょっといたいから、食べてすぐに歯をみがいて、すぐにそうちを入れるようにしてます」
とのこと。 自分で治療を希望したというだけあって、とてもしっかりした印象。当初の痛みに対しても、それで治療をやめたいとは思わなかったのだとか。
ちなみに恵莉奈ちゃんは、この愛くるしい笑顔を見てもわかるように事務所に所属するタレントさん。若干8歳ながらそのキャリアは華やかで、5歳のときには映画『たそがれ清兵衛』で真田広之さんの娘・以登役を好演。テレビでも「愛の劇場 ママは女医さん」や「不機嫌なジーン」などに出演した人気者なのです。
そのため、早期治療を始めるにあたっても、仕事中は装置をつけられないことをあらかじめ先生に話し、ムリのない治療計画を立ててもらったのだとか。
「日によって装着時間には差がありますが、本人がやる気をもっているので助かります。あと、ありがたかったのは矯正の先生が学校の担任先生に向けて、『これから装置を装着することになるのでよろしく』とのお手紙を書いてくださったこと。治療を理解してもらいやすい環境が整えられたのがよかったと思います」(お母さん)
 |
|
矯正歯科でもらうシールをペタペタ貼って、恵莉奈ちゃん流に「デコラ」した装置ケース(右)。左はいつもカバンに入っている携帯用の歯みがきセット。
|
 |
そのためか、学校では「なにつけてるの?」と聞かれることはあっても、それでからかわれたりすることは一切なし。逆に、食後に率先して歯みがきをしていると、先生からほめてもらえるそうです。 そんな環境も手伝って、恵莉奈ちゃんは1日3回、きちんと歯をブラッシング。また、出かけるときは必ず、歯みがきセットと口をふくためのタオル、そして取りはずした装置をしまうケースを自分で用意してカバンの中に入れるのだとか。
その一方で、お母さんは歯みがきタイムを楽しくするための工夫として、歯みがきグッズにこだわっているそうです。
「たとえば家で使うペーストはフルーツ味のものにしたり、歯ブラシは一般歯科で売っているヘッドの小さい小児用のものを子どもと一緒に選んだり。あと、装置を入れるケースには好きなシールを自由に貼らせて、この子が愛着をもてるようにしていますね」(お母さん)

咬み合わせや健康のことを考えると、矯正の治療は成長期の、骨がまだやわらかいうちにスタートするのがベター。その理由は、骨の成長を利用しながら治療できるので、歯を抜く確率が低くなるため。一方、早くから始めると、永久歯が生えそろう12歳くらいまで治療が長引く場合もあるというデメリットも…(ただし、本格的な矯正装置を装着する期間は2〜3年くらい)。
いずれにしても、早期治療で大切なのは本人のやる気とまわりの協力。子どもの意志を尊重し、納得できるときに始めるのが、結果としては成功につながるようです。
「ちりょうしてる今もたのしいし、1年後、きれいになった歯をみるのも、たのしみ」
恵莉奈ちゃんの将来の夢は、宮沢りえさんのようなキレイで素敵な女優になること。そんな夢の第一歩でもある矯正の治療は、がんばりがいのある「楽しいこと」なのかもしれません。
|