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4本の抜歯の内訳は、上あごの左右7番、それと上あご左右の4番(第1小臼歯)だったそうですが…。
「抜歯後、矯正装置をつけて1年弱で歯並びは多少なりとも改善しましたが、あごの形はそのまま。横顔や口もとの変化はほとんどありませんでした。そんなこともあって、治療中に就職して今の矯正歯科医院に来てから、やっぱり矯正歯科専門医のもとで治療をやり直したほうがいいかもしれないと思い始めたんです」
「仕事場の院長に相談すると、検査の結果、外科的矯正をすすめられて。院長によると、咬み合わせを考えれば抜歯部位の選択と治療方針が違っていたら、場合によっては手術しなくても治療できたかもしれないそうです。ただ、上下のあごが前後にズレていたり、閉じにくい口もとを改善しようとすると、やはり手術をしたほうがいいということでした」
仕事柄か、手術に対する恐怖感はそれほどなかったそうですが、痛みに対する不安が大きかったという鳥居さん。そんな彼女の背中を押したのが、知人のこんな言葉でした。
「『子どもの頃から10年くらい矯正治療が必要な歯並びも、手術をすればあっという間に治るんだよ』って、知り合いの方にいわれたんです。『君の今の治療だと、とても遠回りしている』って。たしかに外科的矯正をすれば、前後の矯正期間を入れても2年ほどで治るんだと思うと、よしやろう! と思えました(笑)」
2001年9月に手術・入院。当初、不安に感じていた痛みについてはどうだったのでしょう?
「手術中は全身麻酔なのでまったく覚えていません。でも、麻酔が切れた後はやっぱり痛かったですね。食事ももちろん口からはとれなくて、術後の3日間は点滴でした。その後は鼻からの流動食。口で食べられるようになったのは、6日目くらいだったかな? でも、私は痛みに耐えるのは割合平気なほうなので、他の人より回復が早かったと思いますね。1週間後には退院していましたから」
そして、退院した翌日には仕事に復帰していたのだとか。
「ただ、手術の後、7日ほど顎間固定をしていて口が開かない状態だったので、筋肉が衰えちゃって、顎間固定をはずしても1mmくらいしか口が開けられないんです(笑)。1カ月くらいでようやく普通に開くようになりました」
---そんな大変さを乗りこえたおかげで、鳥居さんの横顔は見違えるように美しくなりました。
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