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「矯正歯科治療には、ただ審美性を追求するだけではなく、健康を保つための環境づくりという役割があります。そのためにも、装置をつける前から長期的な視野でむし歯や歯肉の病気を予防していく必要があるのです」
と話すのは、千葉県松戸市で開業する矯正歯科医・S先生。
S先生の診療所では、その長期的予防のために、「カリエスフリープログラム」という予防プログラムを5年ほど前から実施。治療に入る前に、患者さん一人ひとりの“むし歯にかかる危険度(カリエスリスク)”を判定し、歯の健康管理に役立てています。
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装置の装着前に、お口の中の状況を
しっかりチェック
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カリエスフリープログラムとは、唾液の性質や量、むし歯の原因菌の量などを判定し、そのリスクに合わせたケアで、矯正歯科治療中の歯をすこやかに保とうとするもの。その導入には、S先生のこんな思いがありました。
「以前から治療中のむし歯や歯肉の病気を防ごうと、患者さんに合わせた歯磨き指導を行ってきましたが、それでも生じる個人差をどう解決するかが大きな問題でした。個人差が生じる原因は、一人ひとりのカリエスリスクの違いと、セルフケアの違い。そこをカバーできれば、すべての患者さんに対して高い予防効果が生まれると思い、子どもから大人までを対象としたこのプログラムの導入を考えたのです」
このカリエスフリープログラムがあることで、歯の健康管理に対するモチベーションがアップすると、患者さんにも喜ばれているのだとか。
「治療中にむし歯をつくらないことはもちろん大切ですが、我々矯正歯科医の本当の願いは、矯正歯科治療をきっかけに一生歯を大切にしていただくこと。スケーリングやPMTCといったプロフェッショナルケアを通じて、歯を健康に保つ大切さをお伝えできればと思っています」
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これがダイアグノデント
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ちなみに、S先生の診療所には、「ダイアグノデント」という見なれない器械もあります。これは、レーザーによる「むし歯探知機」。判断が困難な初期むし歯を確実に発見できるスグレモノです。
「歯質が弱くなっている度合いがその場で数値化されるので、患者さんと歯の情報を共有できるのも魅力です。患者さんにもっとこの器械のことを知っていただきたいですね」
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