2006年09号
PMTCは「歯のエステ」
PMTCの手順
バイオフィルムの染め出し バイオフィルムの染め出し
ワイヤーやゴムを外した後、歯の汚れが赤く染まる「染め出し液」を使って、磨き残しをチェック。磨けていない部分を患者さんに確認してもらいながら、簡単なブラッシングの指導を行う。
やじるし
   
歯石を除去 歯石を除去
スケーラーで歯と歯の間にたまった歯石を丁寧に取り除く。
やじるし
フッ素入りの研磨剤で磨く フッ素入りの研磨剤で磨く
汚れのつき具合を見て、その人に適したフッ素入りの研磨剤をセレクト。コントラという電動歯ブラシのような器械で歯の清掃を開始! 心地よくて眠ってしまう人も多いとか。
やじるし
磨き残しをチェック 磨き残しをチェック
もう一度「染め出し液」をつけ、磨き残した部分を確認。たいてい装置まわりがまだ赤く染まるので、そこを粒子の細かいフッ素入り研磨剤でブラッシュアップ!
やじるし
   
仕上げ フロスetc.で仕上げ
矯正歯科治療用のデンタルフロスで歯と歯の間を丁寧に掃除。その後、ナノ粒子ハイドロキシアパタイトで歯の表面を保護。最後にワイヤーとゴムをかけ、先生が最終確認。

手順や内容は必要に応じて変わることもあるということですが、上記の場合、所要時間は約1時間。
PMTCは「歯のエステ」と言われるように、ウトウトしてしまうほど心地よいのが特徴です。終わった後、歯の表面がツルツルしてクリアになるのも、まさにエステのよう! それでいて、続けることでむし歯の予防や歯肉炎・歯周病の改善が期待できるという頼もしいケアなのです。
歯をキレイに健康に保ちたい人は、ぜひ一度受けてみたいものですね。

 

檜山亜紗美さん

カリエスリスク判定でBの評価を受けた檜山(ひやま)亜紗美さん(23)。矯正歯科治療を始めてから、3カ月に一度の割合でPMTCを受けています。

「PMTCもカリエスリスク判定も、矯正歯科治療を始めるまで受けたことがありませんでした。私の場合、判定で『むし歯になりやすい唾液』だと言われたので、それからは今まで以上に歯磨きを丁寧にするようになりましたね。矯正中にむし歯になると治療の進捗を妨げてしまうと聞いているので、これはしっかり予防しなければと思って。そんなふうに自分の意識が高まったことが、何よりのメリットだと思います。
(PMTCは)これまで6回くらい受けたと思いますが、心地よくていつも途中で眠くなってしまうんですよ(笑)。あと、毎月の通院時に歯科衛生士さんから歯磨きアドバイスを受けるのも、いい刺激になっていますね。最近は、ヘッドの小さい歯ブラシや歯間ブラシのほか、市販のフッ素入りホームジェルなどを寝る前に使うようになりました。

ダイアグノデント

フッ素が配合されたホームジェル。 歯磨きの後、歯につけておくことで、歯質が強化される

歯並びのよさって、身だしなみやマナーのひとつ。人と話をしていて、歯が見えたとき、美しい歯並びであったほうが、自分も相手も気持ちがいいですものね。矯正歯科治療は、私にそんなことを教えてくれました」

<<戻る 特集のトップへ 次へ>>
 

えくぼ☆マガジン最新号へ