2007年13号
「歯肉年齢」、あなたはいくつ?

「あと、歯科医としては、歯肉の状態も気になりますね。一見、おしゃれでカッコイイ女性でも、診察室で歯肉を見たらすごく黒ずんでいたり、プヨプヨしていたり…というのは非常にバランスが悪いこと。今の時代、実年齢のほかに、気分年齢、見た目年齢というのがありますが、くちもとの美しさを考えるなら“歯肉年齢”というのも、ぜひ意識していただきたいですね

歯肉の健康度をあらわすのが歯肉年齢。これは実年齢とは関係なく、いくつになっても若々しさをキープすることができるのです。では、健康な歯肉とは? やっぱり弾力があり、キュッと引き締まっているのが、いい歯肉の条件。色は自然なピンク色で 歯と歯の間の歯肉はとがっているのが基本です。

しかし、年齢を重ねていくと、歯肉が少しずつやせてくるのも事実。また、日頃の自己管理が悪かったり、ストレス状態が続いたりすると口の中の細菌が増えて歯肉炎が起こり、歯肉が腫れてくることもよくあります。

歯肉炎

歯周病

歯肉炎を起こして腫れた歯肉

歯周病でやせた歯肉

「そのあたりのことを自覚して、年齢や状態に応じたブラッシングのしかたをマスターしてほしいですね。よく雑誌や本などに歯の磨き方が紹介されていますが、あれはあくまでも平均的な磨き方のこと。でも、本当はブラッシングに“平均”なんてないんです。平均に頼るより、今の自分に一番いい方法を覚えるべき。そして、いろんなブラシを使い分けるのもいいですが、まずは1本の普通の歯ブラシでどこまで磨けるかを、見極めたほうがいいと思いますね」

例えば、食べ物が詰まりやすい箇所があるなら歯ブラシの毛先をそこに入れるように意識して磨いたり、ブラシが届きにくい歯の側面は歯ブラシをタテにして上下に動かしてみたり…。そして、そんな磨き方の善し悪しを必ずプロの目でチェックしてもらうことが大切だと、宝田先生は指摘します。

「大切なのは、歯科医や歯科衛生士から教わったことを、ただその通りにすることではなくて、疑問に思ったことはどんどん患者さんのほうから質問して、自分に合った“アドバイス”を引き出すこと。それくらいの意識をもつことがまず重要です。毎日歯を磨くのは患者さんご自身ですし、やっぱり自分が納得しないと、いくらいいお手入れでも長続きしませんから(笑)」

次のページでは、そんな宝田先生おすすめの「自分でできるデンタル・ホームエステ」についてご紹介!

<<戻る 特集のトップへ 次へ>>
 

えくぼ☆マガジン最新号へ