2007年13号
そしてプロフェッショナルケアも忘れずに!

矯正歯科治療をしていなくても、歯の汚れは自宅でのデンタルケアだけでは落としきれないもの。矯正装置がついている間なら、なおさらです。そこでホームケアとともに取り入れたいのが、歯科衛生士によるプロフェッショナルケア。プロフェッショナルケアには、ポリッシングやスケーリングなど、歯の汚れによっていくつかの種類がありますが、なかでも矯正歯科治療中に受けておきたいのが、PMTC。歯ブラシが届かない場所にあるプラークを落としてくれる歯のクリーニングです。

PMTCとは?

「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略。専用の機械を使ったクリーニングで、プラークだけではなく、歯と歯ぐきの間などに潜り込んだバイオフィルムも落とすことができます。痛みはまったくなく、終わった後は歯の表面がツルツルになるのが特徴。自宅での歯みがきのみにくらべると、PMTCをした場合は70倍もむし歯になりにくいというデータも。
また、歯ぐきを健康に保つという効果も実証されています。

●費用の目安:5,000円〜10,000円程度(自費) 
●所要時間:30〜60分程度

  
右は、PMTCで使用する機械と、歯の部位に応じて機械に取り付けるカップやチップといわれるゴム

最近、矯正歯科医院で積極的に取り入れられてきたPMTC。通院のたびに“歯のエステ”感覚で受ける人も増えてきているようです。

「PMTCをどのくらいの頻度で受ければよいかは、むし歯のなりやすさによっても異なりますから、矯正歯科の先生と相談するといいですね。いずれにしても、ホームケアの足りないところを補うのが定期的なプロフェッショナルケア。そして、プロフェッショナルケアの効果を長持ちさせるには、しっかりとしたホームケアが欠かせません。日常のスキンケアにエステをプラスして肌のコンディションをあげていくように、両方を両立させることで、より美しい歯が実現できるのです」(村上さん)

これから矯正歯科治療をはじめる人も、今、治療中という人も、ホームケアとプロフェッショナルケアを充実させて、くちもとをクリーンアップしてみませんか?

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