えくぼさんインタビュー

 
今回は仕事でタイに駐在している男性のご登場です。小学生の頃、歯並びを整えるために上下の歯を計3本抜いたものの、あまり効果がなかったという「バンコク特派員」さん。約5年という駐在期間を生かし、今年の1月、現地で念願の矯正歯科治療をスタートすることに。海外で治療を始めるにあたってのポイントや、歯並びに対する意識の違いなどをうかがいました!
DATA
症状:乱ぐい歯/上下の正中線(歯の中心ライン)ズレ
治療の流れ
2005年12月  タイ・バンコク市内の歯科の紹介で、地元の矯正歯科へ
2006年1月  矯正歯科治療のために上の歯1本を抜歯。
 上あごにブラケットを装着
4月  下の歯1本を抜歯
5月  下のあごにもブラケットを装着
 

---現在、治療中---

治療費の総額
74,200バーツ(292,400円) ※1バーツ=約3円
タイ(バンコク)vsニッポン物価比較
●サラリーマン(初任給)
 タイ:約10,000B(3万円) 日本:約20万円
●1Rマンション(家賃)
 タイ:約5,000B(1万5,000円) 日本:約7万円
●昼食ランチセット(日本人向け)
 タイ:約150B(450円) 日本:約1,000円
●映画(1本)
 タイ:160B(480円) 日本:1,800円
矯正歯科治療をしようと思った理由は?

もともと親のすすめもあり、矯正には関心がありました。ただ、私の場合100万円以上かかると聞いていたので、二の足を踏んでいたんです。でも、2005年の4月にバンコクに赴任してからは、電車の中や街中で矯正をしているタイ人を見かけることが多く、会社のスタッフの話からも矯正は非常にポピュラーだということを知りました。さらには費用も日本に比べると安価で済むことがわかったので、赴任期間を生かして早速はじめることにしたんです。

歯並びのどういうところが気になっていたんですか?
治療を始めて間もない頃

治療を始めて間もない頃。歯の中心がズレているのがわかる

 

かかりつけの歯科医の考えもあり、小学3年のとき、歯並びを矯正するために上下の歯を計3本抜いたんです。でも、なかなかうまくいかず、結局時間だけが経ってしまい、現在に至ります。また、あごに比べて歯が大きいこともあり、前歯が歪んでいるのも気になっていました。ニィって笑えないのが、どこかでずっとひっかかっていましたね。

矯正歯科をどうやって探したんですか?

バンコクは都市なので日本人向けの歯科医も多く、雑誌などでも広告をよく見かけるんです。でも、どこに行けばいいのかわからないので、会社のスタッフに聞いたりしました。そして最終的には、「やはり日本語が話せる矯正歯科の先生がよいのでは?」という話になり、フリーペーパーで見つけた日本人歯科医のところへ相談に行き、そこから紹介してもらうことにしたんです。

海外で治療を始めることに不安はありませんでした?
そうですね。基本的なところでいうと、やっぱり言葉の問題は不安でした。なので、タイ語のほかに、できれば日本語、さもなければ英語が話せる先生を紹介してもらうことにしました。主治医となった矯正歯科の先生はタイ人ですが、日本への留学経験もあり、日本語が堪能なので、特に歯に関するコミュニケーションは問題がありませんね。毎回、通院したときは歯をどうやって動かそうとしているのかを聞いていますよ。こちらがいろいろ尋ねるので、先生からは「職業はエンジニアですか?」と、違う職業を想像されたりしますが(笑)。
矯正装置をつけるまでに、どのような事前治療をしましたか?
先生いわく、「大人の矯正においては、犬歯の横の歯(第一小臼歯)を抜くことが定石」ということで、最初の時点で4本の抜歯を覚悟しました。でも私の場合、幸いにも上2本・下1本の歯がなかったため、今回は矯正のために上1本・下1本だけを抜き、いずれは上あごに差し歯を入れる予定です。抜歯は思ったよりカンタンで、数分で終了しました。あっという間でしたね。小学生の頃はながーく感じましたが…(笑)。
治療中、歯の手入れはどのようにしていますか?

毎朝、鏡に向かって、電動歯ブラシを動かしています。あとは、試験管を洗うような先の細いブラシと手鏡を使っていますね。磨きづらいこともあって、じっと鏡を見ながらショリショリしています(笑)。治療初期は今まで固まっていた歯を強引に動かしているので痛みを感じましたが、今まで見えなかった隙間ができたり、フロスがスルッと通ったりすると、少しずつ動いているんだなと実感できて、やっぱりうれしいですね。

q日本とタイで「歯」や「歯並び」に対する意識の違いを感じますか?

矯正中写真
そうですね。「タイでの相場は治療費全部で3〜4万バーツ」という話がすぐに出てくるので、矯正にはみんな関心をもっていると思います。実際、社会人になっても矯正装置をつけている人が男女を問わず多いので、意識は高いですね。人によっては3カ月に一度は歯科医院へ行くと聞いています。

q治療をはじめてから、歯並びに対する意識って変わりました?

これまで以上に、人の歯に目が向くようになりました。今では「あっ、この人も矯正していたんだ!」ってすぐにわかりますよ(笑)。歯が大きいのに、キレイに揃っていたりしますから。あと、私自身、今回の矯正をきっかけに、定期的に歯科医院に行くようになってよかったと思っているんです。これも意識の変化ですね。

q矯正治療が終わったら、まず何をしたいですか?
スナップ

一時期国したときのスナップ。 かつて習っていた中華料理教室の先生と

笑顔の作り方を勉強したいです(笑)。笑顔セラピーというべきか、キレイに笑ってみたいですね。あとは弾力性のあるものを食べたいです。イカとかタコとか。まあ、今でも食べていますけどね。

 

 

qこれから治療を始める方に、なにかアドバイスをするとしたら?
矯正に痛みはつきものだと思います。これはもう仕方ありません。人工的に動かしていくわけですからね。でも、年齢を重ねると歯も動きづらくなると聞きますし、やりたいと思うのであれば、早いうちにスタートするのがおすすめです。もちろん、40代になっても治療はできるようですが。矯正を始めると、思わぬ利点もあります。私自身、会社のスタッフには「矯正ダイエット」と冗談を言っているんです。矯正装置をつけていることで、ものがゆっくり食べられますから(笑)。
tombee 最近、タイでは矯正装置をつけることが一種のステータスシンボルになっているとか…。 矯正歯科治療に対する患者の意識は、日本より進んでいるのかもしれませんね。バンコク特派員さま、貴重なコメントをありがとうございました!(tombee)
 
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