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![]() 矯正歯科治療をはじめる前に知っておきたい10の基本
歯並び調査隊がゆく 第4回「ブレーススマイルコンテスト」表彰式に行ってきました!
![]() 協力・医療監修:日本臨床矯正歯科医会 |
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よい咬み合わせは、8020の絶対条件!? 東京歯科大学准教授の茂木悦子先生は、1997年から8020の研究をはじめて、数多くの口腔内を見てきました。そこで明らかになったのは、8020達成者のほとんどは、咬み合わせと歯並びが整っているという事実。 「咬み合わせや歯並びのよさと歯の健康に関係があることは、唾液の自浄作用を例にとっても明らかです。たとえば、歯並びがよければ、唾液が歯をつたってサラサラと流れてくれますよね。そうすると、口腔内をキレイに保ちやすくなります。逆に、デコボコとした歯並びであれば、唾液が循環しにくいだけでなく、歯にくちびるが引っかかるなどして、口を開けてしまいがち。そうなると、歯肉が乾燥して炎症を起こすことにもなりかねません」 歯並びが整っていれば、歯みがきもスムーズ。むし歯や歯周病のリスクも、自ずと低くなります。どうやら8020の達成には、歯の手入れのしやすさもポイントのよう。また、歯が健康で口の中が清潔なら、口臭も少なくなるかもしれません。人づきあいのエチケットとしても、大切なことですよね。 一方で、咬み合わせについては、こんな報告があります。 「東京都や千葉県に住んでいる8020の達成者300人に調査をしたところ、ほぼ全員の咬み合わせが良好であることがわかりました。別の調査では、咬み合わせがよくない人は、咬み合わせがいい人に比べて噛む力が半分だということが明らかになっています。8020の達成者は、みなさん、ピーナッツ、たくあん、堅焼きせんべい、フランスパンといった硬いものでも、無理なく食べられると答えているんですよ」 食事は単に、必要な栄養素が含まれるものを食べればいい、というわけではありません。きちんと咀嚼して、食べものの栄養分を吸収できなければ完結しないもの。これは、今よくいわれる、食育の一環にもつながりそうです。よく噛むことは、あごを支える筋肉が発達するため、そうなると、ますます「噛む」力がついて食の充実につながるわけですね。 最近では、歯周病菌が血液に入ることで、心臓病や糖尿病などを誘発するといわれています。咬み合わせと歯並びがよければ、よく噛めて、唾液が分泌されやすくなることもあり、体内での消化・吸収を助けて、口の中も清潔に保ちやすくなる…。こういったさまざまな利点を合わせて考えると、口もとの健康は、すこやかな暮らしをはじめるスタート地点といえそうです。 「咬み合わせや歯並びを治すのに、遅いことはありません。まずは、自分の口の中の状態を知ることからはじめて、気になったら、すぐに矯正歯科で相談してみましょう。そして、定期的に検診に行くなど、メンテナンスを続けていくことが大切です。8020の達成者を見て印象的なのは、みなさん、姿勢がしっかりしていて、若々しく、笑顔にあふれているということ。自分の歯をいつまでも保つことは、健康だけでなく、コミュニケーションやメンタリティなど、あらゆる面でいい効果を生むといえるのです」 お手入れがしやすく、よく噛める、整った咬み合わせと歯並びが、8020達成の鍵を握ることがよくわかりましたね。先生、どうもありがとうございました!
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