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No.1 イントロダクション

2004年11月頃

いつからかはっきりは覚えていないが、自分の歯並びの悪さは自覚していた。 右側がいわゆる八重歯になっていて、右上2番が明らかに歯茎の奥に入りこみ、斜めに生えていたから。誰が見てもわかる。でも、それだけだと思っていた。

しかしある日、なにかの話の流れで友達がわたしに言った。

「出っ歯やなあ?」

えっ? 出っ歯? わたしって出っ歯だった?

鏡で見てみると、確かに前に出ている。
さらによく見ると、上下の中心もズレている。
あごの輪郭も左右で違う。左がシャープで、右がボヤけているのだ。

横から見ると...

横から見ると歯が出てるのがわかる。


中学生のころ顎関節症になって、苦労しながらビッグマックを食べた(笑)が、突然バキッと音がして治った(?)。あごのゆがみはそのせいか? 30歳になった今でもあごが時々痛む。 肩もよくこる。頭痛も時々ある。 ・・・もしかして、歯並びが原因かなあ?

これまでも矯正について考えたことはあった。
20代前半のころ。
でも装置をつけて彼氏に嫌われたらどうしよう? とか思ったり(笑)、その彼氏も含め、友達に相談してみたら「えー!? 別に矯正なんかしなくていいんと違う?」と反対され断念。 それでも気になったので、あるとき家の近くの歯科に「矯正ってしたほうがいいでしょうか?」と駆け込んだこともあった。そこでも「特に必要ないとおもいますよ」とあっさり否定されたり・・・。 さらに、矯正経験のある同じ職場のOさんが、矯正中ワイヤーがささって口内炎いっぱい作ってたことや、「麺類なんか食べたらえらいことになるで!」と食後すぐに洗面所に走っていたことなどを鮮明に覚えていたので、なかなか思い切れずにいたのだ。

でもOさんに「肩こりも相変わらずだし歯並びのせいかな?」・・・と話したら、突然彼女が「舌にずっと歯があたると舌がんにもなりやすいんやって」と言うではないか。 それは困る! わたしの舌は毎日右上2番に刺激されて続けているのだから・・・!!!

そんなわけで、わたしの「矯正したい熱」が再燃。 K先生に聞いてみようか? Oさんも「それがいいよ」と言ってくれたし。 K先生とは口腔外科医である。たまたま今の職場で、インプラントの手術介助を週1回ほど行っている。そこでK先生と関わる機会があったのだ。

K先生は(とくに診察らしいことは何もしなかったが)チラっと口を覗いて「矯正、できるんなら、したほうが絶対ええよ」と、これまた前述の歯科医とは逆に、あっさりと矯正をすすめてくれた
ついでにおすすめの病院を聞く。Y矯正歯科クリニック。そこは、よくK先生に手術適応の患者を紹介してくるクリニックだが、「きっちりした印象だし、技術的にも問題ないと思うよ」とのこと。ちゃっかり先生の名前を出してもいいと確認しておいた。

今は彼氏もいないし(泣)、いい機会かも!  
 
 

2004年12月頃

K先生に紹介された病院をインターネットで検索。
ふむふむ、なかなかよさそうな印象。
「歯並び・噛み合わせはもとより、総合的なお口の健康を目指しております」
とのこと。

わたしはお恥ずかしいことに、歯周病だと思う。
歯磨きのとき、昔から歯茎を磨くという意識がなくて、歯だけをさら〜っと磨いていたのだ。

歯並びの悪さに、そんな歯磨き下手が手伝って、なんと看護学生のときから歯磨きのときによく歯茎から出血していたのだ。しかも、ひどい時はなにもしなくても歯茎から出血していることも・・・!

そんなこんながコンプレックスになりながらも、今まであまり真剣に考えていなかったわたしは、この機会に「総合的なお口の健康」を見つめ直したいと強く、強く、思ったのであった  
 
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