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「自由標榜制」ってなに?

突然ですが、質問です。
日本では、歯科医の国家試験に合格して1年間の研修を終えれば、たとえ矯正歯科の専門教育を受けていなくても「矯正歯科○△医院」といった看板が出せる。さて、これはyes? no? ・・・・・・答えはなんとyes! 極端な話、一度も矯正歯科治療をしたことがない歯科医であっても、診療科目に矯正歯科を掲げることができるのです。これが「自由標榜(ひょうぼう)制」といわれるもの。

前出の日本臨床矯正歯科医会の会長は、こう話します。
先生「そもそも、歯科の中で診療科目にあげられるのは、『歯科』『小児歯科』『矯正歯科』『口腔外科』の4科目です。これらの科目がずらりと看板に並んでいると、このクリニックには腕のいいスーパードクターがいるのでは、などと思われがちですが、実際には一人で複数の科目の診療ができるスーパードクターというのはごく僅か。診療科目を見ただけでは、どの程度の技量をもった先生が治療に当たっているのか、わからないのが実情です」

自由標榜制は、歯科分野に限らず医科を含む医療全体にも当てはまることで、戦後の医師不足が生んだ日本独特の制度といわれています。「でも、それでは何を基準に治療先を選んでいいかわからない」という声に応えるために生まれたのが、先ほどご紹介した認定医や専門医の制度。診療科目がたくさん並んでいるようなクリニックは、それぞれの科目で認定医もしくは専門医がいるかどうかを、そのクリニックのホームページで確認するのがおすすめです。

先生逆に、矯正歯科だけで診療している専門医院のオルソドンティスト(矯正歯科医)は、臨床治療の経験が豊富です。治療先を選ぶ際は、そのこともぜひ目安にしていただきたいと思います

 

なかでも、認定医もしくはそれと同等の臨床経験をもつオルソドンディスト約500名が加入しているのが、日本臨床矯正歯科医会。同会では、見た目の美しさだけではなく、咬み合わせの改善や咀嚼(そしゃく)機能の向上、口全体の健康増進など、最新の医療技術の研修を通して、矯正歯科医療の技術向上に取り組んでいます。

→次のページでは、日本臨床矯正歯科医会ならではの取り組みをご紹介!

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