あごの成長をコントロールしながら、咬み合わせや歯並びを整えていく子どもの矯正歯科治療。ここで、ある小学生の実際の治療例をご紹介します。
2004年10月
治療のスタート時期。まだ永久歯は生えかけですが、側切歯(前歯と犬歯の間の歯)が生えるスペースがすでにありません。このままだと、すべての歯がキレイに揃わないのは明らか。下の歯はボコボコと生えてしまっています。
2005年5月
上あごの幅を広げるための装置を、治療スタート時期から装着。それから7ヶ月が経って、ようやく側切歯が生えるスペースができてきました。このケースでは、あと1年ほど時間をかけて、ゆっくりとあごの幅を広げることに。
2005年11月
スタートからちょうど1年。すっかり永久歯も生え揃ってきました。上あごを広げる治療を続けたので、上の歯がほぼ並んで頭を出していますが、まだまだ全体的にはデコボコとしています。
2007年6月
スタートから2年目。歯磨きのしやすさも考え、一時的に装置をつけて上の歯並び
を整えていくことで先生と患者側の意見が一致。いよいよマルチブラケットとよばれ
る矯正装置をつけます。これからどのように整っていくのか楽しみ。
2007年7月
不揃いだった下の歯にも装置をつけ、歯並びとともに、上下の咬み合わせを治していきます。
2007年11月
このケースでは、上あごを広げる治療を続けたものの、歯が生えるスペースを十分確保することが難しかったため、上の第一小臼歯(犬歯の後ろの歯)を左右1本ずつ抜歯。すべての歯が横一列に生え揃うキレイな咬み合わせになってきて、歯磨きもしやすくなりました。
たとえば、ちょっと見栄えが気になる習い事の発表会などのときは、このようにワイヤーを外してもらいます。
(注意:抜歯するかどうかは、本人の希望や歯質などさまざまな理由で判断されます。治療のケースで異なるため、必ずしも行うとは限りません)
最初の写真では、後々の歯並びに問題が出るのが明らかでしたが、こうやって子どもの頃に治療をすることで、よく噛める、キレイな歯並びになるのがよくわかりましたね!
さて、次のページでは実際、矯正歯科治療に取り組んでいる小川奈々ちゃんとお母さまの清美さんにインタビュー! 子どもの矯正歯科治療がどんなものかを詳しく聞いていきます。
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